XPages開発ではよくドキュメントの不足が指摘されたり参考にできるコードを探すのはまだまだ大変です。
ハンズオンで習得したはずの知識も数カ月もすれば、「あれ、どうするんだっけ?」という場面によく遭遇します。

そんな時、心強い味方になってくれるのが　OpenNTF の「Demonstration Application for XPages」です。

http://www.openntf.org/internal/home.nsf/release.xsp?databaseName=CN=NotesOSS2/O=NotesOSS!!Projects\pmt.nsf&documentId=A8AA003219309F03862576F6001AA481&action=openDocument " title="ダウンロード">ダウンロードするのはひとつのデータベース。そのデータベースの中に、XPages でできるほぼすべての機能をデモできるようになっています。
もちろんソースの提供もされていますから、その機能をどうやって記述したり設定したりしているかを自分の目で確認できます。

現在の最新版 v1.02 の動作環境は Lotus Notes Domino 8.5.1/Domino Designer 8.5.1
ダウンロード後、XPagesの動作できるID でデータベースに署名し、早速ブラウザでアクセスしてみましょう。

データベースのメニューを見るとどのようなことができるのかおおよそ見当がつきます。
 
 
たとえば、XPagesで文書の新規作成、表示、修正、削除をどうやるのかを確認したければ「Simple CRUD」のメニューを選んで自分でテストし、ソースを確認できます。
下のスクリーンショットは、このDemonstration Application for XPages の XPage 設計一覧です。
だいたいメニューの名称と XPage の名前が一致しています。
「Simple CRUD」のデモなら「crudSimpleTest」と「crudSimpleTestDoc」のXpage設計、繰り返しのコンテナコントロールのデモなら「ctrlsContainerRepeat」といった感じで対応しています。